OFFICIAL BLOG

「ELENA」仕事ブログ~♪
その他

オンライン大会の配信スタジオをご紹介!


こんにちはっ!AVerMedia広報です!
今回の記事では、主にFPSやモバイルのタイトルのオンライン大会を開催されている株式会社RATELさんの配信環境をご紹介いただきます!

現在弊社もRATELさんの大会に協賛させてもらっていたりします。

イベント 配信 実況

 

YouTubeチャンネル

 

Twitterアカウント


今とても勢いのある会社さんの最新のスタジオですので今から楽しみです(๑╹ω╹๑ )
早速見ていきましょう!!

 

RATELさんに紹介してもらった

イベント 配信 実況

今回、弊社で利用しているAVerMedia環境をご紹介いたします。

現在、スタジオ兼オフィスではFPSやモバイルを中心に週4,5件ほど放送しており、スタジオ外での放送日も含めると毎日のように8~12時間程度配信PCを動かしています。

 

現在は1放送あたり4~10名程度でチームを組んで行っています。

①進行を担当するディレクター 数名

②ゲーム内のカメラ機操作 数名

③テロップ操作 1,2名

④放送、音響の担当者 1,2名

⑤ゲーム内集計担当者 2名前後

 

イベント 配信 実況

 

イベント 配信 実況

 

配信PCの構成は以下の通りです。

マザーボード ASROCK B550M PRO

CPU Ryzen5 3600

メモリー DIMM 2113 8GBx2

ストレージ Seagate FireCuda 520 SSD 1TB

グラフィックボード NVIDIA GTX1080

キャプチャーボード GC570D

 

案件によっては外に持ち出すこともありますので、Micro ATXで自作しました。

ゲーム用とは完全にわけていますので、放送中はほぼGPUのみ使用となりますので、CPUはコストパフォーマンスの高い3600を採用。

GPUは今回ゲーム機用に3070を購入する機会がありましたので、載せ替えで発生した1080を流用。ストレージは放送録画や再起動などの可能性を考慮し、Gen4 SSDを採用しています。

 

イベント 配信 実況

 

キャプチャボードはGC570Dを採用することで、カメラ映像用とゲーム映像用と分けて取得しています。

カメラは少し古いのですがDMC-GH3をHDMIで取得し、V-1HD+で実際の実況者とVチューバーを合成したりしてからGC570Dに入力。OBS上でグリーンをクロマキーとして抜いて合成しています。

 

ゲーム中の観戦操作は4台をスイッチングミキサーに入れて最適な画をカメラ操作者側で選ばせてからGC570Dに入れています。

放送に載せるゲーム映像を放送担当者ではなく、ゲーム内カメラ操作者に選ばせることで、コミュニケーションを重視した立ち回りの役割を行いやすくしています。

また、その分放送担当者の余裕がでるため、ゲームシーンに合わせた情報をダイナミックに画面内情報(オーバーレイ)を表示することを実現しています。

(例えばバトルロワイアルゲームでのチーム情報であったり、マップの拡大表示であったり、ゲーム映像+状況に合わせた付加情報を付け加えています。)

また、ゲームによっては放送中にマップを常時別入力として必要な場合もありますので、そのときは別途GC553を用いて取り込みを実施します。

 

これで取得した映像・音声とオーバーレイに合わせて合成して放送に載せつつ、出演者への放送画面を返し、オンライン出演者に映像を戻し、さらには集計チーム向けにも映像を渡しています。

 

イベント 配信 実況

 

このようにゲームタイトルによって可変する環境をほぼ毎日、担当が変わっても動かす必要がありますので、導入機器のわかりやすさと安定度は絶対必須となります。

今回GC570Dを採用したのはカメラ、ゲームなど、取得する映像パターンをわけることで機器の変更対応しやすくなり、仮に機器に問題が発生した場合でもバックアップの体制が取りやすいことから本機種を採用しました。

 

購入後、3ヶ月程度毎日のように使っておりますが、これまで本機種でトラブルは発生したことはありません。その先にある機器で接続ミスが発生したこともありますが、2入力にわけていたことで問題の切り分けがスムーズになり、解決までの時間短縮につながりました。

 

現在は昨今のリモートワーク環境を踏まえて、カメラ操作や放送自体も遠隔で対応できるよう、環境整備を進めており、ますます機器の安定度は重要になってきます。ぜひより安定度を増したGC570T(トリプル)の登場も期待しています!

 

イベント 配信 実況

 

---------------------------------------------------------------

これは日々の配信の“やりこみ”が感じられる内容でしたね……!
弊社製品でトラブルがないことにほっと息をつくと同時に、こうやって具体的に活用している場面が見えるとやっぱり嬉しいです。

 

文中何度も登場した、HDMI2系統取り込みが1台できちゃう弊社最新機種はこちら
https://www.avermedia.co.jp/product-detail/GC570D

 

2020年最後の記事は以上でおしまいです。皆さま今年も大変お世話になりました(๑╹ω╹๑ )
また来年お会いしましょう!皆さま良いお年をー!